本物の炎にこだわる「YUBUNE SAUNA PARK -はにゅうの湯- 」が選んだ「SAUNEA」ペレットストーブ導入の裏側

「やっぱり、火が見えるサウナにしたかったんです。」
「薪ストーブの魅力はわかっています。でも、施設として運営するには現実的なハードルもある。」

そう話すのは、YUBUNE SAUNA PARK -はにゅうの湯-の立ち上げ・運営に携わる真下支配人だ。支配人として、業界に新たな風を吹かせた「YUBUNE SAUNA PARK -はにゅうの湯- 」を支えながら、熱波師としても最前線で活躍している。

そして今回取材した「YUBUNE SAUNA PARK -はにゅうの湯-」では、サウナの熱源として国産プレミアムサウナメーカー「SAUNEA(サウネア)」が開発した日本初のペレットストーブ 「ALKU」を導入している。一般的な電気ストーブでもなく、薪ストーブでもない。あえて“ペレットストーブ”を選んだ背景には、日本初のサウナ・銭湯の複合施設でのアウトドアサウナ体験への譲れないこだわりと、施設運営のリアルな課題の両方を解決できる機能性があったからだ。

インタビューシリーズ「〜スパワーク〜スパサウナの仕事」
今回は、アウトドアサウナにこだわる温浴施設で選ばれ始めている「SAUNEA」のペレットストーブを導入した人気施設「YUBUNE SAUNA PARK -はにゅうの湯-」の事例を元にご紹介していこう。

「薪ストーブを入れたい」ホンネと、運営上の現実

──YUBUNE SAUNA PARK -はにゅうの湯-では、サウナの熱源にペレットストーブを採用されています。最初からペレットで考えていたのでしょうか?

もともとは、薪ストーブを入れたいという思いがありました。サウナとしての体験を考えると、やっぱり火が見えること、熱源を感じられることは大きいんです。
ただ、施設として毎日運営するとなると、薪ストーブにはどうしても課題があります。薪の補充、火の管理、温度管理、メンテナンス。お客様が入っている時間帯に、運営スタッフが滞りなく管理ができるか。薪サウナの管理にかかるリソースと、お客様への安全面の配慮、も含めて、かなり慎重に考える必要がありました。

──理想論だけでアウトドアサウナといえば「薪ストーブ」とはならないのですね。

そうですね。もちろん薪の良さはあります。でも、提供したい体験と、実際の運用が噛み合わないと長くは続かない。特に施設の場合、同じ時間帯に複数のお客様が利用されることもありますし、常に誰かが張り付いて管理するわけにもいきません。

だからこそ、「炎の眺める体験を死守しながら、オペレーションとして無理なく運用できる熱源は何か」を考えていきました。その中で、「SAUNEA」さんのペレットストーブが選択肢として完璧だったんです。というかもはやこれしかなかったと言ってもいいです。

サウナパークらしい「炎の存在感」を、どうやって表現するか

──高温サウナとしても優秀で、施設では運用もしやすい電気ストーブという手もあったかと思います。炎が見える熱源にこだわった理由は何ですか?

やっぱり、サウナ室に入ったときの印象が全然違うんです。電気ストーブは安定していて扱いやすい一方で、火そのものを感じることはできない。YUBUNE SAUNA PARK -はにゅうの湯-でつくりたかったのは、ただ単に体感のいいサウナではなく、空間として記憶に残るサウナでした。

映像や装飾で“火っぽさ”を演出することもできるかもしれません。でも、見た目も少し味気ないし、そもそも熱源が別に必要です。実際に火があり、その火が熱源であるからこそ、アウトドアサウナとしての満足度が高められると思っています。
火を見て、感じられるからこそ、お客様にも「ここ、ちょっと違って、結構いい。」と記憶に残ってもらえると思っています。

──たしかに、炎が見えるだけでアウトドア感が一気に出る気がします。

はい。サウナに詳しい方であれば、「この熱源、本物の炎だけど、薪じゃない!?」と気づいてくださると思いますし、詳しくない方は街中のスパ施設で炎が見えるだけで、ワクワクしてくれるはず。ペレットストーブは、そういう“火を感じる体験”を施設運営の中に落とし込むうえで、ちょうどよいバランスでした。
機能性と体験価値。その両方を叶えられた。

──ペレットストーブを導入して、運営面ではどのようなメリットを感じていますか?

薪ストーブの場合、圧倒的な遠赤外線の熱を味わえる代わりに、運用が専門的すぎるため、シュミレーションをすればする程、弊社のようなスーパー銭湯では、ハードルの高さが拭えませんでした。ストーブやサウナストーンの消耗、メンテナンスも常に考える必要があります。
一方でペレットストーブの場合は、燃料は数百円程度のものを最初に入れるだけで7時間も燃え続けてくれる。火力の管理もボタン一つですし、スタッフもやり方をすぐ覚えられるんですよね。

燃えて灰になったペレットの清掃はもちろん必要ですが、電気ストーブにあるようなエレメントもなければ、薪ストーブのように消耗が激しいストーブのメンテナンスの負担を抑えられるので、運営にかかるコストまで軽減できています。

──つまりペレットストーブは、特にスーパー銭湯のような施設で「やりたいこと」と「続けられること」の間をつないでくれる存在だった?

まさにそうです。薪ストーブをやりたい気持ちは最後までありました。ただ、長く続けられる温浴施設としての運営を考えると、そのまま導入するのは難しかった。本物の炎の見えるアウトドアサウナを諦めず、電気ストーブ以上に運営が容易なペレットストーブは、ちょうど間にあるベストな存在でした。

YUBUNE SAUNA PARK -はにゅうの湯-が辿り着いた、スーパー銭湯の“アウトドアサウナ”

「ROCK SAUNA」

──SAUNEAのペレットストーブを核とした「YUBUNE SAUNA PARK -はにゅうの湯-」ならではの、アウトドアサウナについて教えてください。

YUBUNE SAUNA PARK -はにゅうの湯-の男女スパエリアには、水着で楽しめる2種の屋外サウナがあります。音楽とともに高温サウナ体験ができる「ミュージックサウナ」、そして今回SAUNEAのペレットストーブを導入した「ロックサウナ」です。

ロックサウナは、まさに岩の中にあるアウトドアサウナで、洞窟のような暗い世界で、SAUNEAのペレットストーブが放つ炎を眺めながらサウナに没入できます。また、常時水が滴るロウリュ設計のため、水の音と蒸気、そして揺らぐ炎を同時に堪能できるのが魅力です。

サウナに入って、プールのような水風呂に浸かり、ロックサウナの上にある展望外気浴で風を浴び、最後は男女別の温浴エリアへ移り、銭湯感覚で寛ぐ。そんな一連のスパサウナ体験を味わえる施設です。家族で、男女で、ご友人とも、ぜひアウトドアサウナとYUBUNEだけの銭湯空間を一緒にお楽しみください。

火を眺める時間が、日常のサウナ体験を非日常に変える

サウナの価値は、温度や湿度だけでは語りきれない。どんな空間で、何を見て、どんな音を聞き、どう休むのか。YUBUNE SAUNA PARK -はにゅうの湯-の話を聞いていると、サウナ体験は設備のスペック以上に、体験全体の設計によってつくられるものだと感じる。

特に今回導入されたSAUNEAのペレットストーブ「ALKU」は、薪ストーブに勝るとも劣らない炎を熱源としたサウナの力を持ちながら、施設運営にもなじみやすい逸品だ。

YUBUNE SAUNA PARK -はにゅうの湯-にとってそれは、単なる設備選定ではなく、「本物の炎のあるサウナを日常的に楽しめる施設として成立させる」ための選択だった。

支配人の真下氏が届けようとしているのは、サウナ好きだけに向けたマニアックな体験ではない。火の温かさやアウトドアの気配を、もっと身近な温浴体験として楽しんでもらうための、新しいサウナの形なのかもしれない。

炎を諦めない。理想を現実にするサウナ・温浴施設向けペレットストーブ「SAUNEA」のALKU

YUBUNE SAUNA PARK -はにゅうの湯-の“火のあるサウナ”を支えるプロダクトが、SAUNEAの木質ペレットストーブ「ALKU(アルク)」だ。薪を使わず、木質ペレットを燃料にすることで、炎を眺めながら入るサウナ体験と、施設運営に求められる扱いやすさを両立している。

特徴は、ボタンひとつで自動着火できる操作性と、自動温度管理システムによる安定した熱づくり。薪ストーブのように火の存在を感じられながら、難しい火入れや温度調整の負担を抑えられるため、日常的にサウナを運営する施設にとっても導入しやすい。

さらに、強制排気システムによる安全設計やクリーンな排気、省電力性能もポイント。使用電力を抑えながら稼働でき、木質ペレットと組み合わせることでランニングコストにも配慮されている。火のゆらぎを体験価値として残しつつ、運営面の現実にも応える。ALKUは、まさに今回のインタビューで語られた「やりたいサウナ体験」と「続けられるオペレーション」の間をつなぐストーブといえる。

スパ施設情報|YUBUNE SAUNA PARK -はにゅうの湯-

施設名 YUBUNE SAUNA PARK -はにゅうの湯-
所在地 滋賀県長浜市余呉町川並1560
施設タイプ アウトドアサウナ・温浴施設
特徴 男女共用水着エリア、ミュージックサウナ、ロックサウナ、展望外気浴、温浴エリア
公式サイト
https://yubune-sauna-park.com/

プロダクト情報|ALKU(アルク)

製品名 ALKU(アルク)
種別 サウナ用 木質ペレットストーブ
燃料 木質ペレット燃料(EN規格A1同等品)
電源 単相100V(50/60Hz)
出力 9.0kW
サイズ W430 × D468 × H702mm
重量 本体50kg
価格 1,200,000円〜(税込1,320,000円〜)
主な特徴 自動着火、自動温度管理、強制排気、省電力、ロウリュ対応
公式ページ

ALKU


国産プレミアムサウナメーカー|SAUNEA

ブランド名 SAUNEA(サウネア)
事業内容 国産サウナの企画・設計・製造・施工・運営支援
主力製品 ALKU、RIISI、PIONEERI
特徴 国産サウナメーカー、建築基準法対応アウトドアサウナ、ペレットストーブ開発
公式サイト

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