埼玉県秩父市の「西武秩父駅前温泉 祭の湯」で、秩父産ワインと温泉を一緒に楽しむ秋の企画「秩父deワインフェア」が、2026年10月1日(木)から11月29日(日)まで開催される。期間中は秩父地域の3つのワイナリーと連携し、飲み比べ、有料試飲、料理とのペアリング、先行販売ワインなどを館内各所で展開。温泉エリアには赤ワインを配合した期間限定の「ワインの湯」も登場する。
さらに10月10日(土)には、秩父地域の酒蔵9社が集まる「秩父酒蔵まつり2026」を実施する。ワインだけでなく、日本酒、クラフトビール、ウイスキー、ミードを扱うブースが並び、秩父グルメや音楽ステージ、地域キャラクターの企画も用意される。入場は無料だが、温泉エリアや温泉内レストランを利用する場合は別途入場料が必要となる。
会場の祭の湯は西武秩父駅前に位置する日帰り温泉施設。温泉、食事、物販を一つの施設内で利用できるため、今回の企画では「飲む」「食べる」「浸かる」という異なる切り口から秩父のワイン文化に触れられる。各企画の実施場所と営業時間は異なるため、温泉利用を含めた当日の過ごし方を事前に確認しておきたい。
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秩父の3ワイナリーと連携する約2カ月のフェア

「秩父deワインフェア」に参加するのは、秩父ワイン、秩父兎田ワイナリー、Winery Passionの3社。開催期間は2026年10月1日(木)から11月29日(日)までで、館内の温泉内レストラン「秩父湯台所」、ウォールタップエリア「Chichibu The Craft」、酒匠屋台、売店、ジェラート&カフェ セタリア、温泉エリアなど、商品や体験に応じて販売・実施場所が分かれている。
フェアの中心となるのは、3社それぞれのワインを比較できる飲み比べと、普段から親しまれている銘柄に加えて先行販売品やイベント限定品を味わえる構成だ。秩父のブドウや醸造文化を一つの銘柄だけで見るのではなく、赤・白・スパークリング、通常商品と限定商品、料理との組み合わせまで横断して確かめられる。
酒匠屋台には3ワイナリーの定番・人気商品をそろえた有料試飲コーナーが設置され、全12種類から1杯300円で選べる。少量ずつ試しながら好みの一本を探せるのが特徴で、まとまった量を注文する前に味を確認したい人にも使いやすい。試飲コーナーの営業時間は平日9時から18時30分、土日祝は9時から19時30分となる。
企画全体では17種類のワインを楽しめる内容が案内されている。商品ごとに販売場所が異なり、一部の価格は今後特設ページで発表される予定だ。特定の商品を目当てに訪れる場合は、当日の在庫や試飲会の実施状況を公式情報で確認してから向かうと動きやすい。
飲み比べと先行販売で秩父ワインの幅を知る

温泉内レストランの秩父湯台所では、赤ワインと白ワインの飲み比べセットをそれぞれ1,100円で提供する。赤は秩父ワインの「源作印GKT 赤」、秩父兎田ワイナリーの「秩父ルージュ」、Winery Passionの「ビーノ ルージュ猫ラベル」。白は「源作印GKT 白」「秩父ブラン」「ビーノ ブラン猫ラベル」の3種類を組み合わせる。
Chichibu The Craftでは、秩父ワインの「DOMAINE CHICHIBU マスカット・ベーリーA&ブラック・クイーン」を先行販売する。両神山麓の自社畑で収穫したブドウを使い、改植前最後のマスカット・ベーリーAとブラック・クイーンから造られた赤ワインで、10月24日(土)の15時から17時30分には試飲会も予定されている。
Winery Passionからは、ワイン醸造で生じるブドウの搾りかすを活用した低アルコールワイン「CinnaHop Bé-A」が先行販売される。ホップのニュアンスとシナモンの香りを組み合わせた商品で、試飲会は11月7日(土)の15時から17時30分を予定。資源を別の商品へつなげる製法も含めて紹介される。
秩父兎田ワイナリーは、樽生の「秩父ブランスパークリング ピーテッドウイスキー樽熟成」と「秩父ルージュスパークリング ウイスキー樽熟成」をイベント限定で販売する。白はセイベル9110と甲斐ブラン、赤はマスカット・ベーリーAとメルロを使用し、秩父の蒸留所から届いた樽で熟成。11月21日(土)の15時から17時30分には試飲会が予定されている。
先行販売品や樽生商品は提供数や販売状況が変わる可能性がある。試飲会は3日とも開催日が異なるため、関心のあるワイナリーの日程を選んで訪れる方法もある。Chichibu The Craftの営業時間は平日11時から18時30分、土日祝は10時30分から19時30分となっている。
秩父食材とのペアリングやワインスイーツを展開

秩父湯台所では、ワイナリーが提案するワインと料理のペアリングを3種類用意する。「源作印GKT 白」と合わせるのは、秩父名物のしゃくし菜漬けをクリームチーズと組み合わせた一皿で、価格は1,300円。漬物の塩味や酸味とクリームチーズのコクを、白ワインとともに味わう構成となっている。
赤ワイン「秩父プリムール ビジュノワール メルロ」には、秩父こんにゃくのガーリックステーキを合わせ、価格は1,500円。ニンニクと七味を効かせたこんにゃく料理と赤ワインを組み合わせる。白ワイン「小雪2025」とカマンベールはちみつナッツのセットは1,700円で、燻製ナッツ、蜂蜜、カマンベールを一皿にまとめる。
飲み物だけでなく、ブドウやワインを取り入れたデザートも販売される。売店では、秩父兎田ワイナリーのワイン用ブドウから作る「秩父兎田ジュース赤」を使用した、にごり赤ぶどうソフトクリームを600円で提供。ジェラート&カフェ セタリアでは、秩父ルージュを使ったジェラートをシングル560円、ダブル680円で販売する。
同店では、好みのジェラートに秩父ルージュをかけて仕上げるワインアフォガードも800円で用意される。ジェラート&カフェ セタリアの営業時間は平日10時から18時30分、土日祝は10時から19時30分。アルコールを使用する商品については、内容を店頭で確認したうえで選びたい。
フェアの飲食メニューは、温泉エリア内外の複数店舗に分かれている。秩父湯台所の利用には温泉エリアへの入場が必要だが、物販エリア側の店舗は利用条件が異なる。入浴前後の食事を計画する際は、各店舗のラストオーダーと温泉の最終受付時刻にも注意が必要だ。
露天風呂に赤ワインを使った「ワインの湯」

温浴施設として注目したいのが、フェア期間中に温泉エリアへ登場する祭の湯オリジナルの「ワインの湯」だ。秩父ワインの赤ワイン「源作印」を配合し、ワインをイメージした色と香りを楽しめる企画浴として実施される。対象は温泉エリアの花見湯、つぼ湯、寝ころび湯と案内されている。
通常の試飲企画とは異なり、秩父のワインを湯の体験へつなげた点が今回のフェアの特徴となる。飲酒をしない来館者も参加でき、駅前の日帰り温泉で季節企画として楽しめる。ワインの湯には微量のアルコール成分が含まれるため、体質や肌の状態などで気になる点がある場合は、利用前に施設スタッフへ確認したい。
温泉エリアの営業時間は通常10時から22時までで、最終受付は21時30分。土日祝は6時から9時まで朝風呂も実施し、最終受付は8時30分となる。朝風呂と通常営業時間の間には利用できない時間帯があるため、早朝から訪れる場合は営業区分を確認しておく必要がある。
「祭の湯オリジナル ワインの湯入浴剤」も180円で販売され、10月1日から温泉エリア内売店とちちぶみやげ市で取り扱う。現地での企画浴とは別に、自宅向けの商品として持ち帰れる。温泉エリアと秩父湯台所は別途入場料金が必要であり、フェアの飲食代や物販代だけで入浴できるわけではない。
温泉とアルコールの両方を目的にする場合は、それぞれの利用時間を無理なく分け、館内の案内やルールに従って行動したい。イベント内容、提供商品、実施場所は変更される可能性があるため、来館前には祭の湯公式ページの最新案内を確認するのが確実だ。
10月10日は酒蔵9社が集まる1日限定イベント

フェア期間中の2026年10月10日(土)には、「秩父酒蔵まつり2026」が11時から17時まで開催される。場所は西武秩父駅前温泉 祭の湯の特設会場で、入場料は無料。2026年で2回目となる企画で、秩父地域の酒蔵9社がブースを構え、異なる種類の酒を一日で見比べられる。
日本酒の出店は矢尾本店、武甲酒造、藤﨑摠兵衛商店。ビールは矢尾本店と秩父麦酒、ワインは秩父ワイン、秩父兎田ワイナリー、Winery Passionが参加する。ウイスキーはBAR Te・Airigh、ミードはディアレットフィールド醸造所が出店し、矢尾本店が日本酒とビールの両分野に入るため、区分上の掲載数と事業者数は一致しない。
各ブースでは、祭の湯で通常取り扱っていない銘柄を含む限定販売が予定されている。矢尾本店のFEST365からは、新商品「ちちぶミズキクラフトビール」を樽生で提供。ミズキの花から採取した酵母を使った商品で、当日は開発背景を紹介するステージ企画も行われる。
イベントは温泉入館者だけに限定された催しではなく、特設会場への入場自体は無料となる。一方、温泉、館内飲食、酒類、物販などの利用料金は別途必要。酒類の提供条件や年齢確認、当日の販売終了時刻については、各ブースと会場の案内に従う必要がある。
開催時間は6時間に限られ、ワインフェアの店舗営業時間とも異なる。酒蔵ブースとステージの双方を回りたい場合は、出演時間を先に確認し、温泉利用を前後のどちらに組み込むか決めておくと予定を立てやすい。
秩父グルメと音楽、地域キャラクターのステージ

酒蔵まつりでは酒類だけでなく、秩父地域の飲食店や事業者によるグルメも販売される。出店者は、西武秩父駅前温泉 祭の湯、秩父やまなみチーズ工房、ちちぶ燻製 桜井、塩とけむり、藤田屋、福の縁。祭の湯のオリジナルホルモン焼きを使った「ホルモン焼きそば」など、酒と組み合わせやすいメニューが案内されている。
特設ステージでは、秩父出身・秩父地域ゆかりのアーティストによるライブに加え、地域のイメージキャラクターが参加するじゃんけん大会を実施する。全国の温浴施設で働くメンバーによるアイドルグループ「OFR48」からは、祭の湯所属の「みさき」を含む4人が出演する予定だ。
11時からFar Cry Youth、11時50分から秩父地域イメージキャラクターのじゃんけん大会、12時30分からドラマカ、13時10分から柏木裕人(mabuta)、13時50分からカルナロッタが登場する。14時30分からは、ちちぶミズキクラフトビールの誕生に関わったNPO法人秩父百年の森の島崎武重郎氏へのインタビューが行われる。
その後は14時50分から2回目のじゃんけん大会、15時30分から三上隼、16時10分からOFR48のステージを予定。各枠は10分から30分程度で構成され、最終ステージは16時40分に終了する予定となっている。出演者や進行は変更される場合があるため、当日の会場案内も確認したい。
酒蔵ブース、グルメ、ステージが同じ時間帯に進行するため、すべてを一度に回るよりも、見たい出演者や試したい酒類を絞っておくと動きやすい。混雑状況によって購入や移動に時間がかかる可能性も踏まえ、余裕を持った滞在計画が向いている。
開催概要、営業時間とアクセス

「秩父deワインフェア」と「秩父酒蔵まつり2026」は開催期間が異なる。ワインフェアは約2カ月にわたるが、酒蔵まつりは10月10日の1日限定だ。温泉エリア、飲食店、物販店でも営業時間が異なるため、以下の概要と販売時間を確認しておきたい。
| 企画名 | 秩父deワインフェア |
|---|---|
| 開催期間 | 2026年10月1日(木)~11月29日(日) |
| 連携ワイナリー | 秩父ワイン、秩父兎田ワイナリー、Winery Passion |
| 主な内容 | 飲み比べ、有料試飲、ペアリング、先行・限定販売、ワインスイーツ、ワインの湯 |
| 1日限定イベント | 秩父酒蔵まつり2026 |
| 酒蔵まつり日時 | 2026年10月10日(土)11:00~17:00 |
| 酒蔵まつり会場 | 西武秩父駅前温泉 祭の湯 特設会場 |
| 酒蔵まつり入場料 | 無料 ※温泉・飲食・商品購入などは別料金 |
| 施設所在地 | 埼玉県秩父市野坂町1-16-15 |
| アクセス | 西武秩父線「西武秩父」駅前、秩父鉄道「御花畑」駅から徒歩約5分 |
| 問い合わせ | 0494-22-7111(10:00~18:00) |
| 公式ページ | https://www.seibu-leisure.co.jp/matsuri/info/chichibudewinefair/index.html |
| 施設公式サイト | https://www.seibu-leisure.co.jp/matsuri/ |
フェア期間中の主な営業時間は次のとおり。秩父湯台所は平日・土日祝ともに11時から21時30分までで、ラストオーダーは21時。温泉の最終受付より早く注文が締め切られるため、食事と入浴を同日に組み合わせる場合は順番に注意したい。
| 秩父湯台所 | 11:00~21:30(ラストオーダー21:00) |
|---|---|
| Chichibu The Craft | 平日11:00~18:30/土日祝10:30~19:30 |
| 酒匠屋台 | 平日9:00~18:30/土日祝9:00~19:30 |
| ちちぶみやげ市・売店 | 平日9:00~18:30/土日祝9:00~19:30 |
| ジェラート&カフェ セタリア | 平日10:00~18:30/土日祝10:00~19:30 |
| 温泉エリア | 10:00~22:00(最終受付21:30) |
| 土日祝の朝風呂 | 6:00~9:00(最終受付8:30) |
施設は西武秩父線の西武秩父駅前にあり、秩父鉄道の御花畑駅からも徒歩約5分。車の場合は関越自動車道花園インターチェンジから国道140号線経由で約31km、平常時約45分と案内されている。イベント開催日は周辺を含めて混雑する可能性があるため、公共交通機関の時刻も含めて余裕を持って計画したい。
表示料金は消費税込み。イベント内容やメニュー、販売商品、出演者、営業時間は変更される場合がある。とくに価格が未発表の商品、数量が限られる商品、試飲会を目的に訪れる場合は、来館直前に公式ページで最新情報を確認する必要がある。