4月3日(月)のプレオープンに続き、4月10日(月)に本オープンの「SPA&SAUNA コリドーの湯」にさっそく銭入してきました!
さらに支配人の寺岡桃子さんにインタビューも決行!
コリドー街にスパサウナができるまでの制作秘話や、ここだけは味わって欲しい!というポイントを3つピックアップしました。
東京最新スパ施設「コリドーの湯」をしっかり味わう予習もかねて、ぜひ最後までご覧ください。
Contents
【アクセス・行き方】銀座・新橋駅から徒歩5分
JR新橋駅・北改札出口を出てたったの徒歩5分。東京メトロ銀座駅からもC1・C2出口から徒歩5分です。
“コリドー街”のちょうど真ん中に、地上10階建て巨大ビルが見えてきます。
「ワンランク上のコリドー街にする」。グランベルスクエアの想いを象徴するような、クラシカルかつモダンな高層ビルです。
- ▼ アクセス情報
- 住所:〒104-0061 東京都中央区銀座7丁目2番18号
グランベルスクエア4F - 新橋駅から徒歩5分 (「JR線」北改札出口)
- 銀座駅から徒歩5分 (「東京メトロ」C-1・C-2出口)
- 送迎バス:―
- 駐車場:―
【館内・浴場】今井健太郎氏のデザイン
エントランスから浴場まで、館内はただただ綺麗。
廊下のライティングもまるでサウナの座面よう。淡くもエレガンスな色合いが、浴場への興味をかきたてます。
サウナスパの建築で有名な「今井健太郎」さんが館内(4階)のデザインをすべてを担当。
- ■取材ポイント(1) 制作秘話
- 〜スパサウナを入れる予定はなかった!?〜
- インタビューの質問「1番力を入れたことは?」に対して、支配人は「コリドー街にスパサウナを造ること」と即答されました。
スパを入れない想定で4階のフロアは制作が進みました。しかし後からスパを入れる計画に変更。既に決まったフロアにどうやって浴場を造ればいいか……。苦心された末、サウナ業界を席巻する今井さんと手を組むことで、唯一無二の空間デザインが生まれました。
内湯(白湯)
浴場は白を基調にした神殿のような空間。
ブルーのライトが白を染める幻想的な色使いに一瞬言葉を失います。
40℃強。湯通しには十分すぎる熱めのお湯に浸かり、ふと顔を上げれば目線の先にはサウナ室が。
奥へと誘われるような感覚で自然と足が進みます。
「内観へ誘う空間」をコンセプトにした今井健太郎さんの世界にすっかり没入していたようです。
【サウナ】ドライ・スチームの2種類
サウナは、以下の2種類です。
- ■男湯
- 高温ドライサウナ(オートロウリュ付き)
- ■女湯
- 高温ドライサウナ(オートロウリュ付き)
- スチームサウナ
女湯の方が男湯よりもサウナ室が多いレディーファーストなサウナ。
この点もコリドー街らしさでしょうか。女性サウナーには嬉しいスペックです。
高温サウナ 〜オートロウリュ付き〜
約90℃のドライサウナは、オートロウリュも20分毎と高頻度。
ロウリュはもちろんアロマ付きで、五感で癒しのサウナを味わえます。
サウナ室の座面や床は、贅沢なヒノキ造り。
細部まで上質にこだわった銀座らしいドライサウナに仕上がっていました。
▼高温ドライサウナの詳細(男湯)
温度 | 89度 |
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段数 | 2段 |
人数 | 12人 |
ロウリュ | オートロウリュ:◯ (20分毎・アロマ付き) |
音・TV | ― |
サウナマット | ◯ (厚い布) |
※女湯高温サウナの収容人数は8名。人数以外は男湯と同じ設備です。
ストーブはあまり見かけないSAWO社製。
びっしり詰まったストーンは、ケルケスだからロウリュにも強い!
計算されたストーブの上には、プロペラのようなロウリュ装置。
アロマ水が拡散して、石全体にオートロウリュができる仕組みです。
最初はドバッとシャワーのように水が吹き出し、爽快な音がこだまします。
TVやBGMが無いので、ロウリュの演奏をじっくり聴ける♪
10秒弱で勢いが弱まると、プロペラを伝ってポタポタとアウトロが始まります。
余韻に浸っていると、気づけば5分以上も水が滴り続けてる…!!
おかげでロウリュのインターバルが短く感じられて、飽きないサウナができました。
湿度が常に高い状態は、高温スチームサウナのような感覚で個人的にもお気に入りです!
スチームサウナ〜女湯〜
女湯限定のスチームサウナも特別に体験してきました!
ドアを開く動きに合わせて、蒸気が追いかけるように飛び出してきます。
中は撮影できるような視界はなく、蒸気で真っ白…!
10秒以上ドアを開けたままにしてやっと撮影できた写真がこちら。
超高湿度なので、60℃近い体感でした。
たっぷりのスチームとドライサウナを使い分けられる女性が羨ましい……。
▼スチームサウナの詳細(女湯)
温度 | 45度 |
---|---|
段数 | 1段 |
人数 | 8人 |
音・TV | ― |
【水風呂】まるで“青の洞窟”
サウナ室を出て直ぐ右手には、沖縄の「青の洞窟」のような水風呂。
個人的には浴場で最も美しいと感じました。
サウナルーティンの中で1番気持ちいい瞬間といわれる水風呂が、コリドーの湯では最も美しい場所。
もともとスパの計画がなかったとは思えない……。完璧な動線に正直感動しました!
▼水風呂の詳細(男湯)
温度 | 15℃ |
---|---|
人数 | 4人 |
深さ | 股下 |
流水 | 定期 |
(※女湯は17℃前後の設定です。)
15℃前後なのでしっかりとクールダウンもできます。
ちなみに夜になるとさらに美しく水風呂は変化します。
日が落ち始めるとブルーライトが濃くなります。
日中よりも青の洞窟感が増すので、体感だけでなく気持ちまで爽快に!
唯一無二、コリドー街だけの水風呂をぜひ体験して下さい。
【外気浴】ととのいスペース
銀座7丁目という大都会ですが、しっかりと外気浴ができるととのいスペースまであります。
銀座や新橋では外気浴エリアがあるスパがそもそも珍しいので、ハイスペックといえるでしょう。
▼外気浴スペース詳細 (男女共通)
席数 | 4人 |
---|---|
チェアタイプ | デッキチェア:(Lafuma) |
※女湯には内湯にもベンチが1つあります。
外気浴のチェアは「極上の癒しを体感する椅子」で知られるフランス製のLafuma(ラフマ)。
コリドー街らしい高価で上質なチョイスです♪
背もたれの傾きを4段階まで調整できるのも嬉しいポイント。
夜になると雰囲気も格別!
そこそこ大きめの音量でジャズのBGMが流れているので、週末の喧騒もうるさく感じることはありませんでした♪
- ■取材ポイント(2) チェア増設予定
- 〜コリドー街で外気浴をもっと気持ちよく〜
- 銀座で外気浴ができるのは革新的ですが、現状は席数が男女とも4席と決して多くはありません。今井健太郎さんと施設とで話し合い、ととのい難民根絶に向けてチェアを増設予定だそうです。(※時期やイスの種類については決まっていません。)
【アメニティ】ReFa(リファ)ドライヤー
使えば使うほど髪が潤うといわれる高級ドライヤー「ReFa」が女湯の脱衣所にはあります。
男湯の脱衣所にも化粧水・乳液を完備。女湯にはヘアミルクまであり、女性サウナーは手ぶらでサウナができちゃいます。
▼アメニティ一覧
タオル(フェイス&バス)/化粧水/乳液/ボディミルク/綿棒/館内着
・アメニティブランド 〜オリーブゴールド(DHC)〜
化粧水や浴場のシャンプー・コンディショナーは、男女共通でDHCの「オリーブゴールド」が完備されています。
▼DHC公式ショップホームページ
【休憩処】寛げて捗る
スパサウナでととのった後、足早にコリドー街に繰り出さずに休憩エリアに寄ってみてください。
浴場とはまた違ったスタイリッシュなくつろぎ空間でゆっくりできます。
休憩エリアは4種類と豊富。
休憩処~4種類の設備~
- ライブラリースペース
- リクライニングシート
- コワーキングスペース
- バーラウンジ(軽食・アルコール)
一つずつみていきましょう。
ライブラリースペース
白を基調にしたソファのそばには、ライブラリーがずらり。
見るだけでもインテリアになるシンプルかつオシャレなデザイン。
サウナ関連の雑誌など、バラエティに富んだ書籍のラインナップも魅力的です。
天井は黒で統一。ダクトやWi-Fiの線一つ一つにまで色を塗り、無駄を作らないデザインへのこだわりが伺えました。
リクライニングシート
TVモニター付きのリクライニングシートは9台。
大きな仕切りで、ボックスタイプの個室のような没入感があります。
背もたれやフットレストの角度もボタン一つで調整できます。
【コワーキングスペース】Wi-Fi・電源完備
僕たちスパワークスが1番おすすめしたいエリアがコワーキングスペースです。
オフィス街としてもビルが密集する銀座・新橋で、ビジネスマンには重宝する設備でしょう。
Wi-Fiにもこだわって、超高速で安定性が高いものを選ばれています。
▼コワーキングスペース詳細
席数 | 5 |
---|---|
Wi-Fi | ◯(超高速・安定) |
充電 | ◯:(各席1箇所・USBポートなし) |
リモートミーティング | ― (個室なし) |
スマホ充電器 | 貸出:◯ (受付充電は不可) |
コワーキングスペースのポイントはデスク周りの広さです。
席数こそ限定的ですが、その分奥行きのある作業デスクになっています。
ダブルディスプレイやマウスなど、ガジェットを複数持参される方にとってもストレスの少ない環境といえるでしょう。
作業に集中して前のめりになればなるほど、大きな仕切りに顔が隠れて隣の視界もシャットアウトされます。
お風呂の前後に使うと作業の生産性も向上するといわれるスパワーク。
コリドーの湯でも、ぜひ試してみてください♪
【バーラウンジ】軽食・ドリンク・アルコール
カレーや牛丼などの簡単な軽食がいただけるバーラウンジもあります。
お風呂の前後で小腹が空いた時や、“銭友”とオロポやビールを一杯やるにも格別な雰囲気といえるでしょう。
※レストランではなく、設備としてはあくまでラウンジの扱いになります。
食事というよりも、軽食・おつまみ・アルコールを楽しむ場所です。
▼メニュー
サワーは6種類もあります。1杯といわず2〜3杯と、まさにバー感覚でお酒を楽しめます。
【GRANBELL SQUARE(グランベルスクエア)】
地下3階・地上10階にものぼる「GRANBELL SQUARE(グランベルスクエア)」。
まさにコリドー街を変える象徴的なランドマークといえる大型商業施設です。
飲食店をはじめ、海外はシンガポールの大手ナイトクラブや、ルーフトップレストランなども2023年9月を目処にオープンが決まっています。
スパサウナを利用せずとも、銀座の夜を楽しむ仕掛けが詰め込まれた最新エンターテイメント空間といえるでしょう。
- ■取材ポイント(3) インターナショナルな施設
- 〜コリドー街から日本を発信〜
- 館内のフロアガイドはもちろん、浴場の説明にも英語を使用されています。
昨今、国内外ともに活況を取り戻しつつあるインバウンドにも丁寧に対応しています。
外国人旅行客の満足度を上げるため、施設が意識して設計したポイントです。
コリドー湯のだけでなくコリドー街全体を盛り上げる細やかな心配りは、ホテルグループらしいサービス精神だと感じました。
【ホテル・宿泊】GINZA HOTEL by GRANBELL|ギンザホテルbyグランベル
デザインへのこだわりはサウナだけに留まりません。
2006年に誕生したグランベルグループでも初めてのホテルタイプ「プレミアムデザイナーズホテル」としてグランドオープンします。
- ■ホテル情報
- オープン日:4月24日(月)
- 宿泊料金:10,280円〜(ツイン・朝食付き)
- (※参考価格:楽天トラベルより)
- 楽天トラベル宿泊予約ページ
グランベルグループは、海外をはじめとして日本全国に旅館・リゾートホテル・シティホテル等を展開しています。
地域の特色に合わせ、土地の魅力を引き出す施設造りに定評のあるグループです。
銀座7丁目の魅力を最大限に活かしながら、プレミアムタイプのホテル形態でコリドー街の感度をワンランク上に引き上げる。
グランベルグループだからこそできる設計といえます。
プレミアムでありながら価格はリーズナブル。
2名以上では朝食も付いて1人1万円前後。中央区では格安の料金形態といっていいでしょう。
【料金・営業時間】日帰り入浴・宿泊割引
館内・浴室ともにラグジュアリーなコリドーの湯。料金や施設の概要を確認しておきましょう。
- ■ 施設名:SPA&SAUNA コリドーの湯
- ■日帰り入浴
- ▪️時間:11:00am〜翌9:00am
- ▪️料金
1,800円(60分コース)・2,900円(120分コース)・3,900円(フリーコース)
(※休日割増:+500円 |深夜割増:1,900円 ) - ▪️住所:〒104-0061 東京都中央区銀座7丁目2番18号 グランベルスクエア4F
- ▪️電話:03-6263-8772
- ▪️アクセス:JR山手線「新橋駅」北改札口から徒歩5分
- ▪️公式サイト:https://corridorno-yu.jp/
※ホテルを利用した場合は、スパ料金が割引になります。
- ■ ホテル利用者の料金
- 1,440円(60分コース)
- 2,320円(120分コース)
- 3,120円(フリーコース)
- 楽天トラベル宿泊予約ページ
【まとめ】SPA&SAUNA コリドーの湯
4月10日(月)本オープンのスパサウナに続いて、4月24日(月)にはデザイナーズホテルもオープン!!
今井健太郎さんの工夫で結果的に唯一無二の内観を生んだスパエリアは、入浴必至です。
また好立地なコリドー街でありながらスパ・ホテルともに比較的リーズナブルな料金だと感じました。
コリドー街で外気浴・コワーキングもできる多様なスパ。
階を変えればレストランにナイトクラブまで、1日中楽しめる魅力的なエンタメ商業施設です。
仕事終わり、コリドー街のオアシスへ誘われてみては?
▼ 施設情報
お風呂・サウナ・客層・ユーザーの評価まで…!! 施設情報をもっと知りたい方は是非ご覧ください。
▼ YouTube体験動画
施設から特別な許可をいただき、全エリアの動画を撮影しました!!ご参考までに。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
(執筆:湯るりーまん♨︎)